2021年6月に海上保安庁が発行した「令和2年 海難の現況と対策 ~大切な命を守るために~」より、2020年のスクーバダイビングでの事故統計を紹介します。

2020年(令和2年)のダイビング事故者数は36人で、過去10年では2番目に少なく、事故者数は減少傾向にあります。とはいえ、死者・行方不明者数は17人と前年より増加。全事故者数に対する死者・行方不明者の割合は、過去10年で最も多い(47%)という結果になっています。



▼海上保安庁「令和2年 海難の現況と対策 ~大切な命を守るために~」 https://www6.kaiho.mlit.go.jp/info/keihatsu/20210630_state_measure01.pdf
新型コロナウイルス感染症拡大の影響でなかなかダイビングに行けず、ブランクがあいてしまっている人も多いかと思います。久しぶりにダイビングを楽しむ際は、リフレッシュダイビングなどで改めて安全にダイビングを楽しむために必要な知識やスキルをしっかりと再確認し、安全管理に高い意識を持って楽しんでくださいね。